おすすめ絵本5選


こんにちは、まおりんです。


先日、ある男性とお話していたら…

「幼児教育の発信をしてるんです」という話に。


すると、その方が
「実は… 2歳半の息子がいるんです」


そう言って、
ポケットからスマホを取り出し、


息子さんの写真をたくさん
見せてくださいました。


思わずにっこりしてしまうくらい
可愛くて…


時間を忘れて、
しばらく眺めていました。

嬉しいことに、私の幼児教育の話に
興味をもっていただき

「まず手軽に出来ることはありますか?」
と聞いてくださったので、


「絵本がいいですよ!」とお伝えしました。


「絵本にはこんなメリットがあって、」
「個人的にはこういう絵本がおすすめで、、」



と、つい熱くなって語っていると、

そのお父さんは、お仕事中だったのですが
「絵本がほしくなってきた!」
とおっしゃってました。

その後、お父さんは、深々と一礼。
仕事用のトラックで去っていきました。


このお父さんとの出会いからも、
やっぱり絵本はいいな。


そう改めて実感しました。


そこで、今日は
絵本のメリットとおすすめ5選を
楽しくご紹介していきます。


絵本のいいところ

好奇心が育まれる


コーヒーをひっくり返したり、
電気の線を引っこ抜いたり、紙を破ったり。


小さな子どもがこんなことをするのは、
部屋のもの全てに興味をもつから。


子どもは「好奇心のかたまり」です。


そんな子どもに絵本を読めば…


ことばや文字はもちろん、


登場人物やイラスト、ストーリーに
興味をもってくれるでしょう。

全ての学びの出発点は、好奇心です。

だから、絵本を読み聞かせることが
「学ぶって楽しい」と子どもが思う
最初の入り口になっていくのです。




親子の愛情が深まる


「この絵は何かな?」
「そうか、このページが好きなんだね」


こんなふうに絵本は
親子で遊ぶ格好のツールです。

なので、最初から最後まで、
ぜんぶ読もうとしなくて大丈夫。

子どもが興味をもったところを
お父さん、お母さんが一緒になって
遊んであげたらいいのです。

そうやって親の愛情を受けると
やさしくて思いやりのある子に育つでしょう。



心の栄養になる


物語を読むことで、
いろんな場面や登場人物の気持ちに
触れることができます。


すると、自然と心が育っていくんです。


その結果、

  • みんなへの思いやりがある人
  • やる気がある人
  • 進んでよいことができる人

になれるでしょう。


正直、子どものうちは
そこまで内容が分からないのでは?
と思うかもしれません。


たしかに、言葉が話せないうちは、
どこまで分かってくれているか
不安になるかもしれません。


でも、心配しなくて大丈夫。
お母さん、お父さんが
信じてあげることが大切です。


他にも、絵本のメリットはたくさん。

  • 何百回と楽しめる
  • 読むたびに発見がある
  • 持ち運びしやすい
  • 電気がなくても使える
  • 怪我のリスクが低い

など…


お父さん、お母さんにとっても
大切なお子さんにとっても
手軽で役立つツールなのです。



実家の本棚にあるすっかり日焼けした絵本たち

わたし自身、0歳の時に
両親が揃えてくれた絵本は100冊近く。



家にあったのは、
何十年も読み継がれる
プロが選んだ名作ばかりでした。



その中でも、特に影響を受けて
大人になった今でも
心に残っている絵本があります。



ここまでの話を聞いて、

「絵本って、思ったよりいいかも」
「子どもに買ってあげたい!」

と思われた方のために、


おすすめ5選をまとめてみたので
ぜひ参考にしてみてください。


やさしい気持ちになれる絵本
きつねのおきゃくさま


わたしが好きな絵本を1冊だけ選ぶなら、
『きつねのおきゃくさま』と即答します。


これは、お腹を空かせたキツネと
何も知らないヒヨコのお話です。



ネタバレにならない程度にお話しすると…


お腹を空かせたキツネは
もともと、ヒヨコを食べるつもりでした。


でも、今すぐ食べるより、
太らせてから食べた方がいいぞと
知恵をはたらかせます。


ひよこがまるまる太ってきたから、
そろそろ食べごろかな。


そうキツネが考えていたある日。


ヒヨコとキツネのところに、
山のオオカミが襲ってきます。

すると、、


キツネは、それまで
食べるつもりだったヒヨコを
命懸けで守ろうとするのです。



なぜ、キツネの気持ちが変わったのか?
キツネ v.s. オオカミの結末は…?

大人になって読み返しても
読むたびに感じるものがあります。


愛、やさしさ、思いやり… など。


大人になると、言葉にして
なんとなくわかったつもりに
なってしまいますが…

子どもの頃は、言葉にせずとも
ただ純粋に感じられた。

そんな心に残る一冊です。

キツネの勇姿、
物語の最後のページの一文は
今でも頭に焼き付いています。

◇◆おすすめポイント◆◇

  • いつのまにか心が豊かになるストーリー
  • 心に残るフレーズ
  • 感情移入しやすい優しいタッチの絵


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見てるだけでワクワクする絵本
からすのパンやさん


からすのお父さんと
お母さんのもとに生まれた
四羽の赤ちゃんたち。

その名も、

  • オモチちゃん
  • レモンちゃん
  • リンゴちゃん
  • チョコちゃん

この時点で、ちょっと可愛くないですか?

名前だけで、こんなにも
愛着が湧くのか…と。


からすの家族の温もりを感じる。
そんな温かい絵本です。

そして、なんと言っても
一番の見どころは…


80種類以上のパンが
見開きにドーンと描かれた場面。

うさぎパン、ピアノパン、あひるパン、
ヨットパン、じどうしゃパンなど…

こんなパンあるんですか?笑

と今なら思ってしまいますが…

子どもの頃のわたしは
ただ純粋に眺めてるのが楽しくて。

それが自由な発想や想像力に
つながったのかしれません。

ぜひ、お子さんと一緒に
お気に入りのパンを
見つけてみてくださいね。

◇◆おすすめポイント◆◇

  • 見てるだけでワクワクするパンの絵
  • 愛着がわくネーミング
  • からすを通して伝わってくる家族の温かさ


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子どもの遊び心を掻き立てる絵本
きょうはなんのひ?


「きょうはなんのひだか、しってるの?
……しらなきゃかいだん三だんめ」

この絵本は、朝、学校へ行く
まみこのセリフで始まります。

ん?どういうこと?

まみこのセリフに
そう思ったお母さんは、


「きょうはなんのひ?」という
まみこの謎かけに対する答えを求めて、


魔法にかかったように
一日をかけて家中を探し回ることに。


一体、まみこはお母さんに
どんな仕掛けをしたのでしょうか?


絵本の読者も、一緒になって
まみこのサプライズを
楽しめるようになっています。



ちょっと話がとびますが…

わたしがいつもこの本から
連想するスイーツがあります。

それは、、

東京ディズニーリゾート公式HPより


ディズニーランドで、
1年に「364日」食べられるケーキ。


その名も、
アンバースデーケーキです。

誕生日じゃない日を祝おうってもの。


どんな一日だって
特別だと祝う気持ちを込めた
スイーツです。

この絵本と通じるのは、

「一日」という時間をどう見るか。



ただの何気ない一日?
それとも、特別な一日?

気持ちひとつで、一日の重みが
ちょっと変わると思うんです。



「きょうはなんのひ?」の答えは、
絵本を読んでのお楽しみ。


何気ない一日として見過ごすか…


それとも、特別な一日として
家族で楽しむのか…


こうした心持ちが変わるだけでも、
一日が何十倍も面白くなると思うのです。




こんなふうに、


絵本を読んで感じたことが
リアルの世界で感じたことにリンクして
気づきが深まることもあるのです。

東京ディズニーリゾート公式HPより

ちなみに、このケーキは今も
不思議の国のアリスのレストラン
(クイーン・オブ・ハート)で食べられます。


スモール・ワールドの隣にある
ハートの可愛らしい入り口が目印です。


ちょっと贅沢ですが、
こうした体験に投資してくれた
両親に感謝しています。


もう一つ、この絵本にまつわる
エピソードがあります。

わたしが小学生くらいの頃。


放課後や休みの日に、好きで
よくやっていたことがあります。


それは、、

  • 両親に「ありがとう会」を開く
  • 妹の誕生日にお祭りをする
  • 誕生日に手作りのカードを渡す

といったこと。


これらに共通するのは、
家族を喜ばせるためのサプライズ


「どうしたら喜んでくれるかなぁ?」

そんなことを想像しながら、
何かを創ったり、企画したりするのが
とても楽しかった記憶があります。



今振り返ると…


そのアイデアの原点は、
この絵本にあった気がします。



いつのまにか、主人公のまみこの
真似をしていたみたいです。

いろんな意味で、絵本の外でも
大きな影響を受けた一冊です。


◇◆おすすめポイント◆◇

  • 絵本で楽しめるサプライズ
  • 子どもが親にプレゼントを贈るという視点
  • かけがえのない一日


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兄弟姉妹の絆が深まる絵本
『あさえとちいさいいもうと』


「ちょっと銀行へ行って来るね。
すぐに帰って来るから待っていてね」



そう言って、お母さんが出かけます。


お留守番中。


お姉ちゃんのあさえが
夢中になって遊んでいると…

いつのまにか、一緒にいたはずの
小さい妹の姿が見えません。

「一人でお外に出ちゃったのかな」
「なにか事故に巻き込まれてないかな…」

あさえは、ハラハラしながら
妹探しの旅に出かけます。


お母さんがいない。
妹がいない。



そんなドキドキする心境を
絵本の中で体験することで、

お母さんがいる。
妹がいる。

そんな幸せに気づくことができた一冊です。

わたしもそうだったのですが、
特に小さい妹や弟がいる人におすすめ。


◇◆おすすめポイント◆◇

  • 妹を探すときのドキドキ感
  • 小さい妹がそばにいてくれる幸せ
  • お姉ちゃんの正義感

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料理と食べることが好きになる絵本
ぐりとぐら』



「この世でいちばん好きなのは、
お料理すること、食べること」

これは、野ねずみの
「ぐり」と「ぐら」のセリフです。

なんだか、思わず口ずさみたくなりませんか?

ルンルン気分で森の奥へと出かけていくと、
そこにあったのは大きなたまご!


さて、このたまごをどうやって
おりょうりして食べるのか?



ぐりとぐらは、一生懸命
たまごを持ち帰って料理します。

できたご馳走には、
もりの仲間たちも大喜び。

料理って、楽しそう。

自然とそんな風に
思わせてくれた一冊です。

わたしがスーパーに買い物に行く時、
なぜかワクワクしてるのは、

ぐりとぐらが
森へ出かけるときと似たような
気分になるからかもしれません。


◇◆おすすめポイント◆◇

  • 読んで楽しい日本語のリズム
  • 自然と好きになる料理や創作
  • ほっこりする、もりの仲間たち

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さいごに

いかがでしたか?

もう家にあるよ!という絵本も
あったかもしれません。


絵本は何回でも楽しめるので
ぜひ実際に、手にとってみると
違った楽しみ方ができると思います。


ご紹介した中で、一冊でも、
お子さんと一緒に読みたい絵本が
見つかったら嬉しいです。



なぜなら、たった一冊との出会いが
その後の人生に大きな影響を与えた
ということも少なくないから。


たとえば、ハーバード大学教授の
リサ・ランドール博士。


「5次元」という
新しい概念の理論を唱えました。

アインシュタイン以来の
21世紀最大の発見になるかもしれない
と言われるほど…

世界から注目されています。

そんな彼女が、
異次元の世界に興味を持ったのは…

『不思議の国のアリス』という
一冊の本との出会いが
きっかけだったそうです。



わたし自身、小さい頃から
たくさんの絵本に囲まれて育ちました。



毎日のように
わたしが本棚を散らかし、
母が片付けていたとか…汗。



同じ絵本で
何十回、何百回と遊びました。


おかげで、わたしの
最大の強みは「学習欲」に。

どんなことからも学び
楽しむ姿勢が身につきました。


でも、子どもの頃から
すごく効果を意識してたか?


というと、決してそうではありません。

当時は、ただ楽しくて。

好きなことをしていたら、結果的に
それがよかったという感覚です。

大人になった今
改めて振り返ると…

思った以上に、絵本の影響が大きくて、
素直にびっくりしています。

なので、焦ってはじめから
効果にこだわらなくて大丈夫。



長い目でみると、
必ず人生のプラスになってくれるから。




もちろん、どんな影響を受けるかは
人それぞれだと思いますが…


親子で心が豊かになり、
絆が深まっていくことは
間違いないでしょう。



絵本を読むとき、一番大事なことは
親子で一緒に楽しむこと。


「今日も3冊、読まなきゃ」
「毎日やるのは大変だ、、」
「せっかく読んでたのに、ページを閉じられた…」



とストレスに感じるのではなく、

「お楽しみの絵本タイムにしよっか!」
「好きなページを見てたらいいよ〜」
「今日も楽しかったね! 」

と、まずは気楽に
親子で楽しんでみてください。


一日にたった5分でも十分です。



今日は読まないという
お休みの日があっても、
誰も責めることはありません。



親子で遊び、心を通わせるための
格好のツールとして、絵本を
上手に取り入れてみてくださいね。


ここまでの話をまとめると、、

絵本にはメリットがいっぱいあって、

おすすめ5冊を選ぶなら、、

  • きつねのおきゃくさま
  • からすのパンやさん
  • きょうはなんのひ?
  • あさえとちいさいいもうと
  • ぐりとぐら

ということでした!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



追伸:

ご興味のある方は、すぐにポチれるよう
Amazonにとべるようにしておきますね。


わたしのポリシーとして、
本当に良いと思ったものだけは
広めることにしています。


今回は、わたしが0歳のときから
特にお世話になった絵本たちなので、
自信をもっておすすめします。

きつねのおきゃくさま

からすのパンやさん

きょうはなんのひ?

あさえとちいさいいもうと

ぐりとぐら


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